2018-06-05 第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
その一方で、このパート法の方は、どちらかというと、事業主に対して一定の行為だとかを要求したり禁止をしたりして、行政が指導監督していろんな紛争を解決するという行政取締法的な色彩の強い法律だというふうに言われております。したがって、今までは労働契約法だったのが今回から均衡待遇規定がパート法に移動することによって私法上のこの効果というのが曖昧になるのではないかと、こんな指摘もあります。
その一方で、このパート法の方は、どちらかというと、事業主に対して一定の行為だとかを要求したり禁止をしたりして、行政が指導監督していろんな紛争を解決するという行政取締法的な色彩の強い法律だというふうに言われております。したがって、今までは労働契約法だったのが今回から均衡待遇規定がパート法に移動することによって私法上のこの効果というのが曖昧になるのではないかと、こんな指摘もあります。
私は、あくまでもこの法案の目指すところは行政取締法ですから、その違反について懲役刑をもって臨むというのは行き過ぎではないかというふうに考えております。 したがいまして、私は、法案十七条の少なくとも二項と三項、それから罰則の懲役刑については削除すべきではないかというふうに考えております。 最後に、弁護士の取り扱いについても実は危惧があります。
しかし、今の時代の著作権法を見ます限り、そこには行政取締法規としての性格もございませんし、著作権法に社会保障法としての機能を期待することも行き過ぎのように思われます。 著作権法は、著作権や著作隣接権、著作者人格権という私権の保護に力点を置きました私法なのでございます。民法を一般法といたしますと、著作権法はその特別法と申すことができます。 第二点としまして、著作権法は普遍的な性格を有しています。
知的所有権に属さない形で検討中、こういう答弁書が出ましたので、これを受けて農産種苗法の改正案の中には、いわゆる権利法としてでなく行政取締法規としてこの法律が組まれ、新品種登録の反射的利益、これは私にも当時の小島審議官が何遍も反射的利益という言葉で答弁しておりますが、反射的利益として一定の特権的利益が付与されているものであって、法文中にはしたがって一切権利という言葉は用いられていないんです。
○丸谷金保君 それで、そういう行政取締法的な意味において、今おっしゃったことはみんな大体それは行政取締法規ですよね。法におけるところの権利ですよね。そういう意味の権利で、私はそれがいわゆる私的所有権というような、そういう形のいわゆる財産権的な権利としての権利法の中の位置はどこら辺にあるんだろうということなんです。例えば、特許法というのは、はっきりこれは権利として認められておりますね。
各種行政取締法規に見られるようないわゆる行政罰則は、その制定または改廃が、通常、経済情勢または社会情勢の推移等に応じて行なわれるものであり、たとえ罰則が廃止されても、その廃止前になされた違反行為の可罰性に関する評価そのものには何らの変更がないと考えられること等の理由により、その罰則を廃止するに際しては、廃止前にした違反行為を廃止後もなお処罰するものとするため、罰則に関する経過規定を設けることが通例となっているのでありまして
○説明員(臼井滋夫君) 西ドイツの秩序違反法、これは、正確には、一九五二年三月二十五日に制定されました秩序違反に関する法律という名称でございますが、この法律は、日本で申しますところのいわゆる行政罰則、各種の行政取締法規におきまして定めております各種の犯罪につきまして、これについての総則的な規定、すなわち行政罰則全般に通じます実体法規における総則的な規定と、それから一方でこの行政罰則に該当する行為につきましての
余地があると申しますのは、銃砲刀剣類等所持取締法は所持の禁止を目的とした行政取締法でありますので、その法律の目的に照らしてこの銃砲刀剣類というものを解釈することになるであろう。
その一つは、刑罰体系においてただいま御審議になっております麻薬取締法というような、私どもはこれを行政法と申しておりますが、この行政取締法の中にあります罰則、こういうものと刑法との関係をどういうふうに法体系の上で理解をしていくべきであるか、現行法はどうなっておるのかという御質問に、まず第一にお答えを申し上げたいと思います。
これは前年度に引続きまして、これが法令の整備充実をはかろうとするものでありまして、おもなる点を列挙いたしますと、特別顧問室の整備拡充、所要図書の購入、司法制度の改善、法制審議会の活発な運用、民法財産法、民法身分法、商法、強制執行法、国際私法の改正作業の推進、民事行政審議会の運営の強化、刑法、刑事訴訟法、少年法の改正及び各種行政取締法規の整理改廃、改正監獄法施行規則の制定、矯正審議会の運営強化、少年鑑別所法
現在は自家用車が行政取締官にっかまりましても、いろいろ言いのがれをできる。もし、かりに最悪の場合に自動車を停止されても、直ちに、届出制でありますから、他人の名義に井きかえることもできる。まあこれはっかまえようがない。
つまり飲みたい人に飲ませるような手を打つたらどうかということに結論が来ておるのでありまして、そうなつて来るというとどうしたらいいかという問題は、先ず第一にいわゆる行政取締の問題であります。行政取締りで低温一辺倒というようなことをやられるというと、どうしても安い牛乳を拵えるわけには行かん。
勿論、憲法第二十八条は、組合員の団結を保障したものでありまするから、ただ団結したこと、或いは団体行動をすること、若しくは集団的な威力を発揮すること自体、他の行政取締法規等に触れる場合は別としまして、それ自体直ちにこれを違法ということはできないのでございますが、あとにも申上げます通り、団結権といえども、財産権その他の基本的人権との関係で一応の制約を受けることは当然でありまするから、このことから直ちに座
行政取締法規ででございますから、そういう場合にまあ冗談ですけれども、そういつても夜店で物を値切るようなわけにはいかんという冗談を言いまして、まあ我慢しろと、又場合によつてはもう少し下げてやつてもいいなということで求刑を下げるということもございますが、そういうことで大体のところで参りますが、さて罰金の命令をもらつてみるとどうもちよつと重過ぎると、といつてこれをじやあ正式に申立ててどうこうというと、そこまでも
加賀山之雄君 この法律は従来の法律とそれほど、まあ改正になつた点についてはいろいろありますけれども、根本的に見てこの自動車運送の非常な発達から、自動車運送事業者或いは直接自動車を運転する人のモラルとか行動というものを高めるといつたことのために、更に一段と高い法律規定がいるのじやないかというような気がするのですが、一方道路運送は、道路の建設は建設省、或いは交通取締は警察というふうに、非常に法域とか行政取締官庁
これは一般の行政取締法規の面、例えば闇をやるというようなことがあつた。そういうものの取締が各省に移る。これは統制が御承知のように非常に広汎に亙つておりまして、大変むずかしい統制違反が非常に行われておる。それがために経済の基礎が崩れるのじやないかという事態がありましたので、経済調査庁というものができたものと思いますが、そういうような客観的な事態が今日は非常に少くなつております。
で行政作用、一般の行政取締上の行政権の行使に関する関係は、この憲法の三十三條というものが直接拘束しておるものではないというのが前提でございまして、併しながらおよそ人権に関係のある点においては、事柄としてはそう違うことではないのでありますから、この立法に当りましては、行政上の作用に当ることにつきましても、人権尊重の意味から同じように扱いたいという意味で、裁判官のこのまあお許しを得る手続をとろう、その前
日米安保條約の行政取締が如何ようになつておるかは知りませんが、開拓地、これは主に旧軍用地であります。これが駐留軍或いは警察予備隊の用地として接収の対象となうておるために入植農民はおびえておる現状であります。彼らは開拓に至難な最初の数年間粒々額に汗を流して開墾に鍬を振い、漸く一家の糊口を繋ぎ得るに至つた途端に、一朝にしてその耕地を奪わるることは、余りにも悲惨と申さなければなりません。
そのために現在各都道府県及び本省に配属されております薬事監視員をして行政取締の面は当らせよう、こういうことにしたわけであります。
○政府委員(林修三君) これはこの法の運用の問題であると思うのでありますが、立入検査の権限は行政取締法規には大体いずれも入つているのでありますが、この條文の規定によつて立入検査をするということは、実際には滅多にないことではないかと思うのであります。
それをこのたび搜査権限を有するものを選びまして、麻藥取締員と名称を明らかにして、單に行政取締の権限を持つものと区別することにいたしたわけでございます。